残飯をドッグフードとしてあげていい?

昔の家庭では、白いご飯に味噌汁をかけただけのものを飼い犬に与えていたというのはよく聞く話です。
ご飯の上にかつおぶしなら猫まんまだし、ペットフードが開発される以前は犬も猫も人間の残飯を食べるのは割と普通の光景だったのです。
残飯しか食べられないなんて、溢れるほどのペットフードが店先に並ぶ今と比べたらかわいそうな気もしますが、ペット=家族の一員という認識がなかったこと、ペットの健康や食事に関する飼い主の知識が浅かった時代背景を考えれば、ごく当たり前ともいえます。
さて、残飯をドッグフードの代わりにするのはいいか悪いかといえば悪いです。
残飯をそのまま与えることは犬の健康を害し、寿命を縮めることにつながります。
昔の飼い犬ががよく食べていた味噌汁かけごはんそのものは塩分が多いうえに、栄養がなさすぎます。
ネギ類は貧血、キャベツは膀胱結石を起こす危険な食材です。
そもそも犬は肉食なので、もったいないからと余った野菜を食べさせる必要は全くないのです。
人間用のお惣菜も脂肪分や塩分が多すぎたり、犬が食べてはいけない食材が含まれていることもあるので、絶対に避けるべきです。
犬の寿命が昔に比べて格段に延びたのは、残飯ではなく栄養豊富なドッグフードを食べることができるようになったからです。